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通帳や印鑑は金庫の中にしまっていません

Posted in 貴重品の保管方法

我が家には耐火金庫がひとつありますが、金庫の中に入れるもの筆頭である通帳と印鑑は、実は金庫にしまっていません。和室に置いてある箪笥の引き出しに入れてありますね。

というのも、通帳と印鑑は確かに大事なものではあるものの、利用頻度もそれなりにあるので毎回金庫を開け閉めするのが面倒なんですよね。それに、通帳や印鑑は最悪紛失してもなんとかなりますし、泥棒が入っても今時他人がそうそう簡単にお金をおろすことはできません。ですからこの2つは実用性を重視して、取り出しやすくしまいやすい場所に置いている、ということになります。

反対に、保険証券や親族の形見などは金庫に入れています。これらは必要となる頻度が低いですし、失くしたら困るものですから。保険証券は大丈夫じゃない?と思うかもしれませんが、例えば火事が起きた際に燃えてしまったら困ることが出てくるでしょう。どうにもならないということはないでしょうけど、耐火金庫に入れておけば安心ですし、重要なものに変わりはないうえに取り出す頻度が低いとなれば、必然的に金庫行きですね。

金庫は確かに堅牢で安心できる保管庫ですが、その分開け閉めが面倒です。いざ開け閉めするとなればすぐ終わるものではありますが、人間の心というのは不思議なもので、数秒で終わることであっても一手間かかるとなると、途端に面倒になるものなんです。利便性を取るか安心を取るかは家庭それぞれ、人それぞれですが、神経質になりすぎて面倒を増やすのもどうなのかなと思うので、我が家ではこういう形に収まっています。